リサイクル紙を原料としたリサイクル繊維物質混和材(製品名:セルクリート)を混入した気泡モルタルによる注入充填工法です。
繊維物質を混入することにより、セメントミルク、セメントモルタル等従来の注入充填材料に比べ、耐水性・流動性・施工性を大幅に向上させました。
これにより、今まで困難とされていた滞留水のある管内への充填、200mを超す長大管の充填等の施工を可能にした工法です。

従来の『エアモルタル』・『エアミルク』などによる充填工事の欠点を改良したのが、『セルクリート』で、セルクリートとエアーによる複合効果により、軽量でブリージングが無く、乾湿繰り返し・凍結融解などに対する耐久性を向上させています。
材料分離抵抗性の向上による以下の特性があります。

専用の攪拌機やアジテーター、グラウトポンプなどにより行うので、大規模な現場はもちろん小規模のグラウト注入現場でも、車上プラントによる施工が可能なため、即日解放が可能になります。

残置管の充填・パイプルーフ鋼管充填・橋台の背面盛土・地下構造物の埋め戻し・軽量盛土等に利用が可能です。

こんな工事の計画はございませんか?

●交通量の多い道路の廃止埋設管等の処理

●鉄道線路を横断している不要管等の処理

●河川堤防を横断している不要管等の処理

●防空壕等の地下空洞の処理

●洗掘、吸出し等により生じた構造物背面空洞の処理

『従来工法』での施工に不安をお持ちでしたら、是非一度セルクリート工法をご検討ください。